寒さが増してくる11月。「朝起きると身体がこわばっている」「夏よりも身体が動かしにくい」と感じることはありませんか?
気温が下がる季節は、寒さによって筋肉が緊張しやすくなり、身体の動きがぎこちなくなることがあります。
こうした状態で急に運動を始めると、思うように身体を動かせず、筋肉や関節に負担がかかることも。
今回は、冬に身体が硬く感じられる理由や、柔軟性を保つためのポイント、寒い季節におすすめの身体の動かし方について解説します。
寒くなると身体が硬く感じられるのはなぜ?
寒い場所にいると、身体は熱を逃がさないように血管を収縮させたり、筋肉を緊張させたりすることがあります。
そのため、肩や背中、腰まわりなどにこわばりを感じる人も少なくありません。
また、冬は外出する機会が減り、日常生活で身体を動かす時間が短くなりがちです。
長時間同じ姿勢で過ごすことが増えると、筋肉や関節を大きく動かす機会が減り、身体の動かしにくさにつながる場合があります。
冬の身体の硬さには、寒さによる一時的な筋肉の緊張だけでなく、運動量の減少も関係しているのです。
柔軟性を保つために大切な3つのポイント
柔軟性を維持するためには、日頃から身体を動かす習慣をつくることが大切です。
特に意識したいのが、次の3つのポイントです。
① 身体を温めてからストレッチをする
寒い状態でいきなり筋肉を強く伸ばすのではなく、まずは軽く身体を動かしましょう。
その場で足踏みをしたり、肩をゆっくり回したりするだけでも、ウォームアップのきっかけになります。
身体が温まってから、無理のない範囲でストレッチを行うことがポイントです。
② 同じ姿勢を長時間続けない
デスクワークやスマートフォンの使用などで、長時間同じ姿勢を続けていませんか?
座りっぱなしの時間が長くなると、股関節や背中などを動かす機会が少なくなります。
1時間に一度を目安に立ち上がる、軽く歩く、背伸びをするなど、こまめに身体を動かすことを意識しましょう。
③ ストレッチだけでなく筋トレも取り入れる
柔軟性を意識すると、ストレッチだけに注目しがちですが、筋力トレーニングも身体づくりに役立ちます。
スクワットやランジなど、関節を適切な範囲で大きく動かすトレーニングは、筋力だけでなく可動域の維持・改善にもつながります。
ただし、無理に深く動かすのではなく、正しいフォームで自分に合った負荷を選ぶことが大切です。
冬のトレーニングはウォームアップが重要!
寒い季節に運動をするときは、普段以上に身体の状態を確認しながら始めましょう。
おすすめなのは、腕や脚を動かしながら筋肉や関節を温める「動的ストレッチ」です。
例えば、肩回し、股関節回し、軽いスクワットなどが挙げられます。
こうした動きを取り入れることで、運動に必要な関節の動きを確認しながら、徐々に身体を活動モードへ切り替えられます。
一方、筋肉を一定時間伸ばして保持する「静的ストレッチ」は、運動後やリラックスしたい時間に取り入れるのもよいでしょう。
運動前は徐々に身体を動かし、運動後は無理のない範囲で筋肉を伸ばす。 この使い分けを意識してみてください。
まとめ|寒い季節こそ身体を動かす習慣を
冬は寒さや活動量の減少によって、身体のこわばりを感じやすい季節です。
だからこそ、ストレッチだけに頼らず、日常生活でこまめに身体を動かし、筋力トレーニングも取り入れることが大切です。